えっ!?そうなの!?

みきちん

2010年04月18日 14:37

「ねぇ、ママ、何でも我慢しないで買ってもらってると、どろぼうになっちゃうんでしょう?」


最近想い出したかのように紅姉さんがつぶやく。

いつだったか、紅が泣いて騒いで、欲しいといえば何でも買ってくれる、我が家の優しいおばあちゃんが、次から次へと紅姉さんの欲求を満たしてくれる事が続いたとき…

ママとしては紅に伝えたいことがあったんだ


「ねぇ、紅。
何でも欲しいものを、我慢せずにすぐに買ってもらってるとね、もし大人になって、お金がなくて欲しいものが買えないとき、人はどうしたくなるかわかる?」


「どうしても我慢ができないから、お金も払わずに、もらってきたくなっちゃうの
そう…泥棒なっちゃうよね」


「紅は、大きくなったらどろぼうになりたいの?」

「ううん、なりたくないい」


「おばあちゃんは、紅の喜ぶ顔が見たくて買ってあげたい気持ち、ママもよく分かるから
だけどやっぱり、ママは紅が我慢できない子になったら、紅が困るんじゃないかなぁって思うんだ。
だから、紅、よく考えておばあちゃんにお話しなね」


「そうかぁ…
紅、やっぱり、泥棒にはなりたくないから…
ママ、紅、我慢するね」


それから紅は、欲しかった玩具をおばあちゃんが渡そうとしても

「おばあちゃん、紅、我慢することにしたから、また何かの時まで、しまっておいてね」

と話していた。

おばあちゃんには可哀想なことをしてしまったけど、子供の一時的な感情を満たすだけの為に、与えすぎてしまうことは、親としては見てみぬ振りはできない…。

親だって、子供の喜ぶ顔は誰よりも見たい。
だけど、楽しい、嬉しいだけでは人は育たない。
だからこそ、あえて、我慢させる…

そんな親の気持ち…
おばあちゃん達にも、うまく伝わるといいな…


そして最近、またどろぼうの話を思い出した…紅姉さんらしい一言…


「えっ
ママ
泥棒って人だったの
(゜Д゜;≡;゜Д゜)」

最近思う…

紅はどこまで何を理解しているのか…


うーん(^_^;)

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