保育園では、毎朝、子ども達を保育園へ受け入れることを…
朝の受け入れと言います
毎朝繰り返される、当たり前の何でもない行為のようですが…
1日の保育をスタートする上で、とても重要な意味あいがあります
保育園の先生達は、朝、子どもを受け入れるときに視診を行っています
例えば…
機嫌はどうかな?
お母さんとの離れはどうかな?
朝、何かあったかな?
元気はあるかな?
お母さんとの関わりはどうかな?
いつもと違うことはないかな?…
などなど、朝の受け入れの際に、子どもや保護者の様子から瞬時に情報を得ます
もちろん、担任の先生が一人ひとりを受け入れるのが当たり前の基本ですが、早朝や夕方延長の場合は、その担当の先生が行います
必要なら、お母さん達に話を聞いたりもします
受け入れのときに、お母さん達と世間話をするのもお互いを知り、信頼関係を得る為には必要なことで
先生とママが仲良く話している姿を子ども達が見るのも、これまた信頼を深めていく一歩になると思います
又、お母さんの悩み事や心配ごとなどがあれば、朝の時間でも相談に乗ります
子ども達に対しては、腰を落として子どもの目線に立ち、一人ひとりに「おはよう」と声をかけ
「元気にきたかな?」
「今日の洋服可愛いね」
「昨日のあれ、どうなった?」
「今日も一緒に遊ぼうね」
「お母さんに、行ってらっしゃーいしようか」
などなど…
声をかけたり、ボディタッチをしたり、抱きしめたりしながら
一人ひとりを受け入れます
これを一人ひとり登園してくる度に行い、一日のスタートとなるわけです
なにげに受け入れているように見えて、先生達は、朝の受け入れだけでも、子どもやママ達から色んな情報を得ているんです
一度に何十人もの子ども達を保育するのは…
正直、大変です
いや…
大変という言葉だけでは伝わらない大変さがあります
私みたいな、ただの代替えの場合、大変に加えて、分からないが入るので、本当に毎日神経切れそうな程、色んなことにアンテナを張ります
一番は、やはり大きな怪我などがないように注意が必要です
保育園の先生にも色んなタイプの方がいますが…
私的には、たとえ一日だけでも、大切な命を何十人と一度にお預かりするわけなので…
責任重大と思っております
代替えは普段の様子が分からない分、特に危険がないよう細心の注意をはらいます
そして、帰りにお母さん達に引き渡すときには、一つでも園での様子を伝えてあげたいと…
思うものです
子どもの園での楽しそうな様子を聞くと、お母さん達は必ずみんなニコニコ笑ってくれます
その笑顔が私にとってはご褒美だったりします
なので、必ず、一言添えるようにしています
でも、そのためには、子ども達をきちんと見ていなくてはいけません
小さなことでも、何かお母さん達に話してあげたいなぁと
思うと、またまたアンテナを張ります
だけど、人数が多すぎて、名前さえ覚えきれない状態なので
ときどき、記憶違いも起こります
もう私の頭はパンパンになります
年齢を感じます
と、話はちょっとそれちゃいましたが
保育園の先生達は、そんなふうに朝の受け入れから始まり、子ども達一人ひとりを大切にしています
さてさて…
そんな中…
私も銀を保育園に預けていますが
皆さんの園では、どうでしょうか?
明日も仕事頑張ります