子どもの気持ち…

みきちん

2011年12月01日 02:46

明日久々休みだからといって、ついつい夜更かししています


延長保育に銀を迎えにいくと…

毎日楽しそうに遊んでいるので安心して見ています


安心して仕事ができるというのは本当にありがたいことで


沢山いる延長の子ども達も、楽しそうに笑顔で遊んでいます

先生方も穏やかで、色々工夫もしてくださり、遊びも楽しそうです


それでも銀は延長が嫌いです

ほかのお友達のお母さんが来ていても、自分はまだ迎えにきてもらえない…

これは思いっきり寂しいことなんだと思います…

それでも延長に行き、楽しそうに遊んでいる銀のことを私は知っている…


私は仕事を終えると、一目散に飛んで帰ります

一秒でも早く銀を迎えに行って、抱きしめてあげたい気持ちです

長くても一時間…

早いときは40分程延長に行くだけなので、負担は少なめです

7時までいる子は三時間も延長にいるので


ある日、私がお迎えに行くと…


私に気づいた銀が、嬉しそうに全速力で走ってきて私に飛びついて抱っこして甘えていました

それを見ていた女の子がボソッとつぶやきました…


「いいな…
銀ちゃんはいつも早く帰れて…」


なんかグサっときた

ものすごーく笑顔でいつも楽しそうに遊んでいる元気な子だけど…


やっぱり心は寂しいんだなぁって…
みんな延長は嫌なんだなぁって…

最近は暗くなるのも早いし…
寂しくなるよね…


友達が段々に減っていく寂しさって…

ジワジワと心にくるよね…


みんな頑張ってるんだなぁ…って
つくづく感じた…

子どもの心の声…
聞こえたときには、いつも考えさせられる…
何か力になってあげたいなぁって純粋に思う…
なかなか力にはなれないんだけど


昔、私が自分で託児をしていて預かっていた小学生の女の子がいたんだけど…

母子家庭で、お母さんは仕事で忙しい…


その分の心の透き間を、私が埋めてあげられたら…


そう思いながら過ごしていた…


あるとき、その女の子がつぶやいた…



「みき先生がお母さんだったら良かったのに…」


私は衝撃を受けた…
とても大きな衝撃を受けた…
やるせない気持ちで胸がいっぱいになった…


すぐには、返す言葉が見つからなかった…


働かなければならないお母さん…


様々な理由があるから仕方ないのだけど…


子どもたちの心にしわ寄せが行くことがとても多くなり…
それに気づいてフォローしてあげられる余裕のないママ達も増えている…

だけど、子どもの今から目をそらさないでほしい…


今は今しかないのだから…


子どもの今は将来を大きく左右する…


それはお母さんの手にかかっている…


難しい…よね。

頑張ってるのは子どもだけじゃない…
お母さん達も頑張ってるんだもんね…

私も働いてるからさ…
分かるよ…


だけど、子どもの声には気づいて…
必ず立ち止まって向かい合う時間を…

とってほしい…な。




関連記事