当たり前…
「うわぁぁぁぁん」
紙粘土の取り合いで
泣いております、銀さん
喧嘩の絶えない我が家です
でも、こんなささやかな喧嘩から得るものも沢山あるので…
考えたり感じたりする場として…
喧嘩ってとても大事です
喧嘩を評価するより…
物事には色んな見方や考え方があるんだということを諭したり…
穏やかに、それにまつわる色んな話を持ちかけてみたり…してみます
そんな中…紅姉さんが
「ママ、今日校長先生が被災した子の作文を読んでくれたの…。」
と話し始めました
「…被災する前、私は毎日テーブルに食べ物が並ぶのが当たり前だと思っていました。
デザートまでついていました。
それが普通の当たり前の生活でした。
でも、避難所では、毎日毎日、何も入っていないおにぎり一つと、具のないスープしかもらえませんでした。
少しして、おにぎりに梅干しが入っていたときはとても嬉しかったです。
…っていう話だったんだよ。
しかも、紅姉と同じ二年生なんだよ!
紅と同じようにテーブルにご飯が並ぶのが当たり前だったんだって…」
心に感じたことが多く、銀の姿を見て、そんな話をしたくなった紅姉さん。
機嫌悪く食事を口にしない銀に、何かを伝えたかったのかもしれません
当たり前だと思っている今の生活…
当たり前じゃなくて、感謝しなくちゃいけないことなんだよね
物を大事にしなくちゃいけないよっ
なんて、もっともらしく子どもに話している私だけど…
正直私自身も、当たり前の生活の中で生きてきた年代だから…
私自信が考えさせられる場になること沢山ある
子どもとの関わりの中で、一番学んでいるのは私かもしれないな…
当たり前は、当たり前じゃない
今の幸せに改めて感謝しながら…
今、命あることに感謝しながら…
新しい年を迎えようと思う
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