プロフィール
みきちん
みきちん
子ども大好き!
子育て大好き!

子育てに一生懸命なママ達の力になりたい。
QRコード
QRCODE
インフォメーション
長野県・信州ブログコミュニティサイトナガブロ
ログイン

ホームページ制作 長野市 松本市-Web8

読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 5人
アクセスカウンタ

2010年05月11日

大事だからこそ…

小学校に行くようになり、もう一ヶ月以上…
早いね。

学校の生活にも随分と慣れて、連休明けも喜んで学校に行ってる
宿題も毎日よくやっているし、学校からも大きな華丸をもらってくるよ

毎日長い道のりを通うのも本当に大変…
でも、登り坂もあっという間に登れるようになったね
この成長はたいしたものです…
短期間で随分と逞しくなった気がする

私と銀さんは、紅姉が帰ってくる時間にあわせて散歩がてら家を出ます
りんご園まで行って、紅姉さんが来るのを待ち、みんなで道草しながら帰るのが日課

こんなにのどかで、ゆったりとした幸せな時間は、子どもが小さいうちしかないだろうし…

私も普段あまり歩くことがないから

いい運動にもなって

いいことだらけ

これからも出来る限り毎日続けていきたい…

そう思ってた

ところが、前の晩に銀さんが原因不明の嘔吐で…元気だけど外出はやめておこうということになり…

「紅姉、ごめん、今日は迎えにいけないから一人で帰ってきてね

と何気に話した途端…

「イヤダァ!
なんでぇぇぇぇっ

と泣き出すではありませんかオイオイ

このところ紅姉さん多感でね…

従兄の兄ちゃんに怖い話を聞いたとかで…

1人で二階に行けないとか

戸が少しでも開いてると、すかさず締めにいったりとか

なんだか生活全てを怖がってる感じで…( ̄◇ ̄;)

あと学校で、不審者に対する注意の仕方とかを、実演見ながら学んだらしく…


一人で帰ったら変な人に連れて行かれちゃう
という恐怖心をリアルに持ったのでしょうか…

途中までは友達がいるけど、そこからは一人…

家まで500メートル位はあるかなぁ…

それが嫌で朝から泣いてた…

考えてみれば、普段、学校から家が近い子や通学路上に家がある子とかは、1人で長い距離を歩かくなんてあまりないよね…
そう考えてみると、子どもだけで、あの距離をりんご園まで歩いてくるだけでも、よく頑張ってるな…紅姉さんって感じなんだけど

でも、うちはここにあるんだから、仕方ないよね
歩くしかないのだ

楽しい時間だからと、迎えに毎日行ってたことが逆に紅姉さんを甘えさせてた気もするな


可哀想だけど…
一人で帰らなくちゃいけない場面なんて、これから沢山あるだろうしね…

ここは紅姉さんの頑張りどころだね…

怖いから嫌…
寂しいから嫌…

気持ちはよくわかる…


本当は、心で何かを感じて泣いてる子をみると、
可哀想…
助けてあげたい…
泣かせたくない…

今回の場合なら
迎えにいってあげたい…
そう思うんだけど…


私は、あえて自分の気持ちをギュッと抑え…

クールに話しかける…


「そんなに紅姉が怖いなら…ママだって迎えにいってあげたい

だけど、嫌でもやらなきゃならないときもあるんだよ…

紅姉の心に弱い気持ちがあるのだとしたら…

もし、迎えにいけそうでも…
今日はママは迎えにはいかない…。

ママは強くなってほしいから…
今日はあえて1人で帰ってきて…
自分で何とかしなさい。」

私はこれからも散歩がてら迎えにいってあげようとは思っている…

だけど、必要なときは、一人で帰ってくることも苦になくできるようになってほしかった…


普段は比較的子供の心を重視、尊重している私なので…

むやみに怒ったり、子供を大人の力で抑えつけたりはしない…(多分)


ただし、私の想いと紅姉さんの想いとに葛藤があった場合…

いつになく私は真剣な表情になる…

その空気を紅姉は瞬時に感じ取る…

私の真剣な眼差しと揺らぐことのない重たい言葉を聞いた瞬間…

紅姉に気合いが入る…

「うん、分かった!
ママ…
紅、頑張る!
一人で帰ってくる
すべては経験…

経験が自信につながる…
大丈夫だったという経験が自分の力になる…

私も含め…
今は子育てに専念しているママが多いから…

ついつい
見なくてもいいところ…
手を出さなくてもいいところ…

自分で頑張らせなくちゃならないところ…

まで干渉しやすい…

そのラインが難しい…
私も日々悩んでいる…

本当に子供のため、子供の力になっているのか…
親の自己満足になってはいないだろうか…


午後3時半…
玄関先で紅の帰りを待つ…
そうはいっても私も心配性…
家の中でテレビを見ながら待ってるなんて出来なかったアチャ

坂の上から下の横道が見える…

風のように走り抜ける子が一人…


紅姉だ

ハァハァ息を切らして重たいランドセルを背負いながら全速力で500メートルずっと走って帰ってきた

家の前で座って待っている私を見た瞬間…

「うわぁぁぁぁん

そりゃそうだ


ぎゅっと抱きしめながら

「よく頑張った
一人でも帰ってこれたじゃん
紅の強い力をちゃんと見せてもらったよ
顔も少しお姉ちゃんになったみたい
えらかったね

と次の瞬間…

「おしっこぉぉぉ


わあ
最悪だったね…
怖いし、寂しいし、ランドセル重いし、全速力で走らなくちゃいけないのに、おしっこ出そうだし…

紅はね…
すごく強い力のある子なんだ…

いつも真面目で、純粋で、弱虫で、気が小さくて、怖がりで消極的で…

年中の頃から妙に人を怖がるようになって…

だけど、心の奥にある、火事場のクソ力っていうやつ?
そいつを持ってる子だから…

ときとして、紅にはあえて厳しい道を与えている…
紅が大事だからこそ…


あえて泣かせている…
心を鬼にしてってやつなのかな…


家に入り…まったり

そこで弱音を一言…

「やっぱり一人で帰るのはもうやだなアハハ」

そうだね
それが本音だよね
でも紅の自信と力にはなったはず…

少しずつでいいから…
弱さの中に逞しさを…
育てていきたい…

ママが、たとえ意図的に突き放したとしても…

ママは必ず紅を想っているからね…

私の思い紅姉に届きますように…


おまけ

ユニセフ募金のチラシがランドセルに入っていて…

生きたい
学びたい
遊びたい


というフレーズに目が止まり、紅姉が読み上げていた

「ねえママ、生きたいってどういう意味?」


生きることさえできない子供たちが沢山いること…
働かされ、学ぶこともできない子供たちがいること…分かりやすく話してあげた


「ねぇ、紅姉…
この子たちの苦しい気持ちと…
紅姉が1人で帰ってくるのが嫌って気持ち…
比べてみてどう思う?


「ママ
やっぱり、紅、一人で帰ってくるわ

真面目で純粋…
うーん、単純?

それが紅姉さんのいいところかな

いい経験できました
よく頑張ったね
強く逞しく、生きる力をいっぱいつけてあげたいなぁ…

頑張れ

同じカテゴリー(紅色)の記事画像
女の子☆
久々作った(*^_^*)
できない理由…(・∀・)
サンタさん☆
くまさん(^-^)
パーティー☆
同じカテゴリー(紅色)の記事
 ママ( ̄□ ̄;)!! (2012-06-23 11:52)
 勉強しよう☆ (2012-05-12 23:56)
 女の子☆ (2012-05-12 15:51)
 スポーツ☆ (2012-05-02 06:17)
 もうダメだ( i_i) (2012-04-28 16:27)
 まさに…  (2012-04-21 22:16)
Posted by みきちん at 16:10│Comments(2)紅色
この記事へのコメント
くぅちゃん、頑張ったね怖くて寂しい気持ちも、重たいランドセルも、おしっこ我慢してはしった坂も、全部くぅちゃんの“力”“自信”なったね素晴らしい
みぃたんのくぅちゃんに対する想いは(勿論、かうちゃんへの想いも)、絶対伝わってるはず。伝わってないわけがない…みぃたんの深〜く丁寧な我が子への接し方を見てればわかる。私はどうかな…?ちょっと自信がないよ…。
一昨日の夜、まさにみぃたんが今日のブログに書いてあった事をまーちゃんと話し合ってたんだ。
芽依への接し方…私達の都合合わせや私達の自己満だったりしないかを…。最近、反抗期真っ盛りでついつい私達は口や要らぬ手助けが多いんじゃないか、と。みぃたんが言うように見なくていいところまでみちゃってるよなぁ…と。手をさしのべるタイミングや背中を押してやるタイミングやただただ見守ってあげる時の見極めってつくづく難しいね
今日のみぃたんブログを何度も繰り返して読みましたなんかあまりにタイムリーで心にズシーンと来たもんで。まーちゃんにも読んでもらおうと思ってます。
またまたコメント長くなっちゃった…スミマセン
Posted by りえ at 2010年05月11日 22:21
>りえ

そっかぁ…
りえも子育て頑張ってるんだね
タイムリーだったか
みんな葛藤しながら子育てしてるんだよね

なにが答えで、なにが正解かといえば…

私はそんなものはないと思ってるんだ

子育てに、いいと言われてる事なんて山ほどあって…

だけど、全部なんてできる訳ないし…

子育てが何もかもうまくできてる人なんて正直いないと思うし

それは私たち母親も今まさに子供を通して成長しているのだから…

間違いがあって当然で…
私達だって、成長する為には経験しなくちゃいけない
そう、自分の自信と力に変えるために

子供と一緒だよね

りえがメイへの関わり方を悩む…
試みる…

また悩んだり…
はたまた喜んだり…

そうやって我が子のことを知りながら、一つ一つ母親として成長していければいいよね…

メイの年齢は自我が出てきて本当に難しいときだよね
知恵もついてくるから、2歳より扱いにくいとこあるし


あるラインを親がしっかり持っていないと振り回されやすい

どこまで主張を通したらいいか、どこで抑えたらいいか…

今は、優しいママが多いから
このライン迷う人多いね…
でも母親は絶対に子供に振り回されてはいけないと私は思う

いざというときに、母の言葉が鶴の一声にならなくてはいけない。
私はそう思う

これは、いつも怒ってるママや大人の力で抑えてしまうママ達には難しいぞ


主張を通しすぎたら子供はワガママになるかな

抑えすぎたら、大人の目を見て行動する子になるかな…

難しいね


でも、大事なことは…

それが本当に子どもの為になってるのか…

自分の都合や思い込み、そのときの感情で言葉や手をかけていないか…


これもまた、ママのラインが左右するから…

一概にみんな同じじゃないと思うけどね

ママの感性、考え方、人間性って重要だね
子育ても大きく左右される
でも、みんな同じじゃつまんないから
色んな子育てがあっていいよね
だから正解なんて、ないんじゃないかな


でもさ、メイの事を思い悩む、りえとまぁちゃん
すてきじゃん


二人ならきっと、メイにとって一番適切なラインを見つけられるよ

あまやかしではない、愛情をいっぱい注いであげようね

そしたら細かいこと抜きでいい子に育つから
何も心配いらない

メイの今の悩みなんか、ちっぽけだったなって
大きくなったメイを見たらきっと思うよ


あー、その頃私達いくつになってるのかしらぁ
そのほうが怖い
悩む


また、ゆっくり会えたとき話そうね
いっぱい話し聞くよ

きっと、ブログ見たみんなにも、りえの気持ち何か伝わったと思うよ

世界中のママ達ー
ガンバローっ
Posted by みいたん at 2010年05月12日 01:39
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。